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2026.09.01

整形外科で行う体外衝撃波治療について

体外衝撃波治療とは、低出力の衝撃波を皮膚の上から照射することで、痛みのある箇所の神経を変性させたり、血管の再生を促すことで痛みを和らげたり、骨癒合促進作用をもたらす非侵襲的な治療法です。主に「集束型体外衝撃波治療」と「拡散型圧力波治療」の2つのタイプがあります。当院では「集束型」を採用しております。

当院で用いる集束型体外衝撃波治療

集束型体外衝撃波治療は特定の深さおよび範囲の組織にエネルギーを与えるので、局所的な治療が可能です。疼痛部位のみに高いエネルギーを与えることができるため腱付着部炎、偽関節、疲労骨折など患部が深くにある疾患などにも有効です。当院では厚生労働省より事業承認を受けている、BTL社の「集束型衝撃波BTL-6000 フォーカス®」という装置を導入して治療を行っています。

集束型衝撃波 BTL-6000 フォーカス®
集束型衝撃波 BTL-6000 フォーカス®
体外衝撃波治療の照射の様子
照射の様子

対象となる疾患について

日本国内では、医療機関を受診して保存療法を6カ月以上受けて効果がみられない「難治性の足底腱膜炎」のみ保険適応となっています。当院では保険外診療(自由診療)にて、国際整形外科体外衝撃波学会(ISMST)で適応疾患と認められている下記の疾患に対しても治療を行っています。その他の適応については整形外科医師にご相談ください。

体外衝撃波治療の対象となる疾患:足部(足底腱膜炎/アキレス腱炎/アキレス腱付着部炎)、膝(膝蓋腱炎・ジャンパー膝)、肘(上腕骨外上顆炎・テニス肘/内側上顆炎・ゴルフ肘)、肩(石灰沈着性腱板炎/腱板炎)、骨折(偽関節/疲労骨折)

治療の流れ

  1. 診察・適応の確認

    外来診療において、体外衝撃波治療の適応があるかを整形外科医師が判断します。治療の適応があり、ご希望があれば、医師が体外衝撃波治療に関する説明(概要や効果、リスクなど)を行います。説明内容にご同意いただければ、体外衝撃波治療の予約をお取りいただきます。

  2. 照射当日の流れ

    照射当日、マーキング部位を確認します。治療の効果や副作用について再度、ご説明いたします。低強度から照射を開始し、疼痛の程度を見ながら我慢できる範囲で徐々に照射の出力を上げていきます。照射後は副作用などを確認させていただき終了となります。

  3. 効果判定

    予定された照射回数を施行した後、医師の診察にて効果判定を行います。

施術費用について

疾患により保険適用の有無が異なります。

難治性足底腱膜炎
(保険適用)
3割負担の方で15,000円程度
※複数回の照射を含んだ金額です。
その他の疾患
(保険外診療/自費診療)
初回:22,000円(税込)
2回目以降:11,000円(税込)

※記載の金額は目安です。詳細は整形外科医師または受付までお問い合わせください。

リスクや副作用について

照射部位に赤みや痛み、不快感、腫脹、内出血が生じる場合があります。感覚異常や神経痛、その他の神経症状が生じる可能性があります。