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症状

陥入爪は爪の端が周囲の皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態です。痛みや腫れを生じ、悪化すると感染を起こします。

原因

深爪、サイズの合わない靴による圧迫、水虫などが原因となります。

予防

予防法として、正しい靴選びなどによる圧迫を避けること、正しい爪切りがあります。水虫がある場合、皮膚科での治療が必要です。

治療

保存的治療

爪の端と皮膚が接する部分の保護としてテーピング療法があります。自費診療となりますが、ワイヤーによる爪の形を矯正する治療(VHO)があります。

外科的治療

爪の根元にある爪を作り出す組織(爪母)を除去する治療があります。

VHO式巻き爪矯正治療

専用のスチール鋼(ワイヤー)を爪の大きさに合わせて切り、爪の形に合わせてワイヤーを湾曲させます。
爪の両端にワイヤー引っ掛けて、ワイヤーを巻き上げることで形を矯正します。

爪が伸びるとワイヤーも一緒に移動します。
2~3ヶ月でワイヤーが自然脱落するため、ワイヤーの交換となります。

VHO治療は、保険適応外の診療となります。

費用

初回 ワイヤー装着費 20,000円+税
2回目以降 ワイヤー交換費 6,000円+税

上記に別途診察費が発生します。

炎症が強い場合、水虫がある場合、そちらの治療が優先となります。
極端に爪が薄い場合、爪が割れる可能性があるため適応となりません。