若い時に比べておでこのシワが深くなっていませんか?
昔に比べて目が細くなっていませんか?
人から「眠そうな目をしている」と言われませんか?
目を開けるときに重たさを感じていませんか?
ふたえの幅が狭くなっていませんか?


我々は年齢とともに色々なところがゆるんだり、たるんだりしてきます。
今回はその中でも、まぶたのタルミ、重みについてお話します。
通常は、まぶたの奥にある筋肉が縮んでまぶたを引っ張り上げることで目が開きます。目を閉じる筋肉は別にあって交互に働くことで瞬きをしています。

目が開きにくくなる原因は様々なものがありますが、多いのは加齢による筋肉のゆるみと皮膚のたるみです。
我々は毎日何万回もまばたきをしているため、年齢と共にまぶたを持ち上げる筋肉がゆるんできます。その結果、まぶたを持ち上げることができなくなります。これを眼瞼下垂(がんけんかすい)と言います。
また、まばたきによりまぶたの皮膚もたるんできます。これは眼瞼皮膚弛緩症(がんけんひふしかんしょう)と言います。
一般的には、どちらもまとめて「眼瞼下垂」と呼ばれることが多くあります。いずれにしても目が開きにくくなります。



筋肉のゆるみと皮膚のたるみの両方あることも珍しくありません。
生きていれば程度の差はあっても誰でもゆるんだりたるんだりします。
多くはまぶたの重さ、開けにくさなどがあります。
夕方になると特に暗さが気になることもあります。
目が開けにくいと眉毛を上げて物を見たりするのでおでこの筋肉の疲れや頭痛、肩こりにまでつながることもあります。

生死には関わらないけど生活が不便になりますね。
残念ながら加齢によるものは自然に治ることはありません。また、塗り薬や貼り薬でも治りません。
でも手術での改善が見込まれます。
そして多くの場合は保険が適応されます。


顔つきがひとりひとり違うのと同じでまぶたも個人差がとても大きい部分です。実際に診察をして診断や治療方針をお話します。
治療の良いところ、問題点なども診察時にお話ししてます。









目の開けづらさや見えにくさがあれば保険がききます。3割負担で6万円前後です(手術内容や入院の有無などでも変わります)。
出血のリスクはあがりますが多くの場合は手術可能です。
はじめの麻酔のチクリとした注射以外はほぼ痛みません。
美容の手術は見た目を変えることを目的とします。ふたえの幅や形を調整する場合は保険がききません。

他にも皆さん多くの疑問点があると思います。
診察時にひとつひとつお答えします。まずは予約をどうぞ。