4月より看護部長に就任した原田恵子です。
1996年、当時まだ社団法人だった北里研究所病院に入職し、2012年から2年間を人事交流の先駆けとして北里大学東病院に副部長として異動。その後、北里研究所病院に戻りましたが、2017年には再び北里大学病院勤務となり、この4月に当院に戻ってまいりました。
北里大学病院から当院への異動は毎年10人ほどあるのですが、立地の関係からか逆はほとんどありません。私は北里大学病院と北里研究所病院の双方で管理職として長く勤務する機会を与えていただき、それぞれの風土を理解できたことは個性的なキャリアであり強みだと思います。
重症患者を24時間受け入れる三次救急病院である北里大学病院と、二次救急病院である当院では患者さまの重症度が異なります。しかし、根底に流れる北里マインドは共通です。北里マインドを言葉に表すことは難しいのですが、決して諦めない気持ち、何があっても繋いだ手は離さないという強い気持ちであり、やさしさや思いやりだと思います。
病気を治したいという患者さまの気持ちに寄り添い、信頼を得て、安心して治療を受けていただくことは看護師の役割です。看護の仕事は時代を追うごとに難易度があがり、業務もかなり増えています。そのなかでも、患者さまの気持ちに気づくためにはやはりコミュニケーションが必須です。当院の看護師には、日々の業務をただこなすのではなく、北里マインドと専門職としてのプライドをもって、患者さまにとってよりよい看護とは何かを考え、実践していって欲しいと思います。
患者さまにこの病院の看護師に診てもらってよかったと言われるような看護部でありたいと思っています。ご要望があれば是非お声がけください。全力で応えてまいります。
原田 恵子(はらだ けいこ)
看護部長
東京女子医科大学附属第二看護専門学校卒業
1996年 社団法人北里研究所病院(現:学校法人)入職
整形外科 循環器・呼吸器病棟ICUなどを経て
2012年4月~2014年3月 北里大学東病院異動 看護管理室勤務
2014年4月~2017年3月 北里研究所病院看護部副部長
2017年4月~ 北里大学病院勤務
2022年4月~ 北里大学医療支援部副部長
2024年4月~ 北里研究所病院 看護部長就任