北里大学北里研究所病院 整形外科後期研修プログラム
2年間の初期研修を終了した者に対して、一般整形外科の知識、技能、判断力を養うと共に、整形外科領域における診断学及び手術、処置技能、術後管理能力の修練を行うプログラムである。
整形外科的救急外傷に対する診断と処置、加齢変化による腰痛、膝関節痛などの慢性的な整形外科的疾患に対する診断と治療、基本的な整形外科的処置の熟練を絶対条件とし、更に高度な基本知識、技能を身につける。
日本整形外科学会専門医の修得を目的にして、そのカリキュラムに沿った後期研修を実施する。
当院は日本整形外科学会の専門医認定医療機関であり、急性、慢性を問わず整形外科的疾患全般に対応した後期研修が可能である。
当院の特徴として急性疾患、特にスポーツ外傷が多いことがあげられる。腰痛、膝関節痛などの慢性疾患患者さまもさらに多く来院し、看護師、理学療法士などの職種と一体となったチーム医療を行なっている。これらコメディカルの意見も取り入れて、患者さまを中心とした処置、手術、リハビリの一貫した治療を行なっている。
当院はその中で、他院ではもちえない特徴を合わせもっている。予防医学を含めたスポーツ整形外科を中心とするスポーツクリニックである。慢性疾患予防とスポーツ復帰を考えたリハビリテーションセンターとメディカルフィットネスセンターを使用し、スポーツメディカルチェックも行い、スポーツ外傷予防と安全対策を展開している全国でも数少ない施設である。
1)臨床に携わる整形外科医の養成を目的とする。
2)整形外科専門医の資格が修得できる施設である。
3)初期臨床研修カリキュラムでの救急医学より、さらに整形外科的救急外傷に重点をおいた救急医学を必修とするが、できればスポーツ現場での救急医療の修練も行うものとする。
4)経験必須症例および経験技術などの到達目標を明確にする。
1年~3年を基本とする。
※ 基礎的知識とは、整形外科に必要な局所解剖、機能形態学、生体のバイオメカニズム、運動生理学、骨折、創傷治癒、病理・腫瘍学、病態生理、輸液・輸血、血液凝固と線溶現象、栄養・代謝学、感染症、免疫学、周術期管理、麻酔学、集中治療、救急外傷医学、スポーツ医学、予防医学、リハビリテーション医学などすべてを包括する。
若干名
初期臨床研修修了もしくは修了見込みの者
面接、随時(土日、祝日を除く)
年2回 (6月、12月)
年次有給休暇 (初年度12日)、夏期休暇、年末年始休暇、慶事休暇等
下記書類を事務局宛に提出してください。