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名称

北里大学北里研究所病院 後期研修(レジデント)プログラム

プログラムの目的

当プログラムは、卒後2年間の初期臨床研修プログラムを修了し将来臨床医をめざす医師を対象に、将来標榜する診療科の専門研修を修めるとともに、チーム医療への理解を深め、心ある医療を行なうために研鑽を積むことを目的としている。

プログラムの特徴

研修期間は目的に応じて最大5年まで選択できる。希望により研修期間の延長申請も受付ける。
各診療科とも充実した診療内容と優秀な教育スタッフを揃え将来北里大学北里研究所病院で研修したことが誇りとなるような専門医の育成をめざしている。
卒後臨床研修で習得したプライマリケアの能力維持にも努め、コメディカルとのチ-ム医療にも長けたバランスの良い医療人が目標でもある。
様々な医学研究や病理研修を行なうための設備、人材も整っており、希望により研修2年目からはそのために週に半日程度の研究日の取得も認めている。並行して医薬品等の臨床治験に関しての研修も可能である。

各プログラム概要

レジデント教育体制と研修施設の概要

  1. 教育総責任者:総合内科部長
  2. 診療科別教育指導責任者リスト
    • 内科:総合内科部長
    • 外科:外科部長
    • 整形外科:整形外科部長
    • 泌尿器科:泌尿器科部長
    • 眼科:眼科部長
    • 麻酔科:麻酔科部長
  3. 研修施設の名称と概要

臨床研修室、図書室、カンフアレンスルーム完備

プログラム管理体制

1.レジデント教育委員会の構成と運営方法要

副院長、各診療科教育指導責任者によって構成される。
1名の教育委員長が置かれ、月1回のレジデント教育委員会の司会進行を務める。
検討項目は、後期臨床研修全般にわたるが定期的にレジデント評価や指導医評価も行い、プログラム内容の改善も適時検討する。

2.レジデントの就業規定、顕彰・処罰規定

レジデントプログラムの修了年限は最大5年であるが、レジデントの就業規定は、別途定める当院の診療内規ならびに医局内規に準ずる。 これらに照らして著しく言動等に問題のある場合は、教育委員会の答申に基づき病院管理会議で審議の上、戒告や処罰が行われる。 成績優秀者に対しては研修奨励制度もある。

3.レジデントの採用方法

後期臨床研修 (レジデント研修)応募要領を参照ください 。 レジデントは、毎年、当院の2年間の初期臨床研修プログラム修了者で引き続き本プログラムへの参加を希望する者、あるいは他病院からの推薦により本プログラムへ参加を希望する者が、所定の書式により応募を行い、採用試験を経て採否が決定される。 採用試験は原則として筆記(一部英文問題)および面接により行われ、採否結果は本人に文書で通知する。

4.レジデントからのフィードバック

レジデントは、教育委員長および各指導責任者と定期的に面接(原則として3カ月に1回)を行い、本プログラムや指導医に対する意見を述べることができる。 教育委員会は、できるだけレジデントの要望を実現できるよう配慮する。

5.研修継続が困難なレジデントに対する対応

身体的・社会的・経済的理由などにより、研修継続が困難な状態に陥った場合は、教育委員会および教育責任者は、レジデント個人の処遇を勘案し、適切な対応を行うものとする。

レジデント定員

若干名

レジデント評価

レジデントは各診療科の研修カリキュラムに沿って適時到達目標の到達度を自己評価し、指導医評価も受けた後半年毎に教育委員会に提出する。 レジデントの評価にあたっては、カリキュラムの達成度のみならず、症例呈示や問題解決能力、病歴要約能力なども勘案され、勤務態度や協調性、責任感・誠実性なども評価の対象となる。各種カンフアレンスへの出席状況や学会報告なども考慮される。 教育委員会では、カリキュラムの進行状況を検討し、適時研修方法の改善を図り、プログラム達成に向けて鋭意協力する。

プログラム修了の認定

規定プログラムを修了した者については、上記のレジデント評価記録を踏まえ、当初の到達目標に至ったか否かを教育委員会で討議し、最終的な修了認定を行う。 修了証は病院長名と教育責任者名で発行・授与される。

処遇

(1)給与
当院給与規程による。

(2)社会保険等
健康保険、共済年金、雇用保険、労災保険