日本内科学会によれば、内科専門医の資質として、診療所、一般病院、基幹病院・大学病院を連携する内科系診療のネットワークの共通基盤としての一般・総合内科の知識・技術・判断力・人間性・経験、そして指導能力が求められている。本研修プログラムでは、ただ単にプライマリーケアができるだけではなく、将来診療所や病院において内科全般の高度な知識と技能を有して活躍できる内科専門医を養成することを目指す。
具体的には、内科各分野のcommon diseaseについてその分野の専門医と同等の診療能力を身に付けるとともに、rare diseaseや難治性疾患については、それを見極めて各科専門医にコンサルトし議論できる能力を習得することを目的とする。
本プログラム修了後は、診療所あるいは病院の内科専門医としてさらなる研鑽を積む、当院あるいは他院の内科subspecialtyでの研修に進む、などが考えられる。
原則として、初期研修および当院の内科基本研修プログラムを修了してから3年間とする。プログラム修了時には日本内科学会認定専門医の資格取得を目指す。
総合内科副部長