病理診断科の業務は、肉眼と顕微鏡を用いて、患者さまの体から得られた臓器・組織・細胞の病理診断を付けることであり、 病理医と臨床検査技師が協力して行っています。その内容は次のように分けられます。
モットーは迅速、正確、丁寧です。将来的には、生検例の当日診断をめざしています。その他、臨床病理カンファレンス(Clinicopathological conference:CPC)などのカンファレンスを行い、医師の卒後教育や内部医療監査の役割も負っています。
なお、他の医療施設で受けた病理診断に関するご相談も受け付けています。ご希望の方には、病理医が顕微鏡所見を直接お示しして説明させていただきます。当院セカンドオピニオン外来までお申し込みください。
病理医は医師免許を有する医師の一職種ですが、通常は患者さんの前に現れることがないため、日本ではあまりよく知られていません。病理医や病理診断についてもう少しお知りになりたい方は、下記"誰も知らない「病理医」の話"[PDFファイル:763KB](文芸春秋1991年7月号より、出版社の許可を得て掲載)をご覧ください。
氏名 | 役職・専門・出身 | 資格等 |
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前田 一郎 | <役職> 病理診断科部長 <専門> 外科病理・乳腺病理 <出身> 聖マリアンナ医科大学 | 日本病理学会認定病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本メディカルAI学会公認資格 北里大学医学部教授 日本病理学会評議員 日本臨床細胞学会理事 |
星野 昭芳 | <役職> 医長 <専門> 外科病理 乳腺病理 <出身> 名古屋大学医学部卒業 東京医科歯科大学大学院医科学総合研究科 博士課程修了 | 病理専門医 薬剤師免許 第1種放射線取扱主任者 中学校・高等学校教諭1種(理科・数学) 北里大学医学部病理学講師 |
船津 美恵子 | <役職> 非常勤 |