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特色・特徴

腎臓・高血圧内科部長
福田 誠一

今や慢性腎臓病(CKD)は成人の8人に1人が該当すると考えられ、新たな国民病として認識されつつあります。慢性腎臓病は自覚症状に乏しく無自覚のまま進行し徐々に腎機能が低下していきます。当科外来では早期に介入し腎不全の進行予防を図っております。
また、人口の3人に1人が高血圧といわれるほど、高血圧は多くの人を悩ませる疾患です。高血圧そのものには症状がほとんどないものの、高血圧が長い期間続くと、腎臓や心臓、脳といった重要な臓器に障害や合併症が生じ、日常生活に著しい制限をきたしたり、場合によっては生命の危機に至ることもあります。このような重要な臓器の障害や合併症を予防する上で血圧の管理はとても重要ですが、一方で適切に血圧のコントロールがされている人はまだまだ少ないと考えられています。当科外来では、ひとりひとりに合った適切な血圧管理を行っていきます。

対象疾患

  • 腎臓病全般(慢性腎臓病・慢性腎不全・急性腎不全・ネフローゼ症候群・糖尿病腎症)
  • 高血圧・電解質異常
  • 腎代替療法(血液透析)

おもな症状

  • 尿検査異常(尿蛋白・尿潜血)
  • 浮腫
  • 高血圧
  • 尿量低下

診療内容

ほとんどの腎臓疾患に対応しています。腎臓病治療全般、腎不全管理、腎代替療法として血液透析導入を行っております。また腎生検による診断や教育入院も行っております。
当院は港区健診・人間ドックを行っており、院内で連携し、尿検査異常や腎機能低下が疑われた際には当科にて対応いたします。
他院からの紹介、入院加療にも対応しております。

医師紹介

氏名 役職・専門・出身 資格等
福田 誠一(ふくだ せいいち)
<役職>
病院長補佐、腎臓・高血圧内科部長、総合診療科部長

<専門>
腎臓病・高血圧
<出身>
慶應義塾大学医学部(1999年3月卒業)
日本内科学会認定内科医・指導医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本医師会認定産業医
身体障害者福祉法指定医
難病指定医
高畑 尚(こうはた なお)
<役職>
腎臓内科医長

<専門>
腎臓内分泌代謝内科
<出身>
慶應義塾大学医学部(2010年卒業)
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
荒尾 彩(あらお あや)
<役職>
医員

島田 瑞恵(しまだ みずえ)
<役職>
専攻医