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特色・方針

形成・美容外科部長
石川 心介

形成外科は頭から足先まで体の表面において変形やケガ、見た目の問題などに対処し、皆様の生活の質"Quality of Life"の向上を目的とする診療科です。

当院の形成外科は1995年に開設され、1999年に現在の病院が新築された際に美容医学センターも併設されました。以後、形成外科および美容外科を継続し、現在常勤3名、専属スタッフ1名で診療にあたっています。

頭のてっぺんからつま先まで、体の表面全体が治療対象です。

行っている治療内容

  • 外来診察
    完全予約制となっております。あらかじめ形成外科受付または電話で予約を取得し受診してください。ケガなど緊急の場合はその限りではありませんがまずはお電話ください。
  • 入院診療
    全身麻酔手術や、局所麻酔手術でもご希望がある場合は入院診療を行います。
  • 手術
    局所麻酔の日帰り手術から全身麻酔の入院手術まで行っています。
  • レーザー治療
    炭酸ガスレーザー、Qスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザーを有しています。
  • ボトックス注射
    眼瞼けいれん、顔面けいれん、重症な腋の多汗症に対して行っています。おでこや眉間、目尻のシワに対しても行っています。
  • ヒアルロン酸注射
  • スレッドリフト

対象疾患

  • ケガ、やけど
    切り傷ややけどは、早めに適切な治療をしないと、化膿し治らないことがあります。また、治ったとしても傷あとが強く残ることがあります。傷をキレイに治すためにも、早期に形成外科での診療をお勧めします。
  • きずあと
    我々の体は傷ついた後は基本的にきずあとが残ります。特に、強く盛り上がったりひきつれたりすると、肥厚性瘢痕やケロイドと呼ばれます。こうしたきずあとの悩みで多いのは、目立つ、皮膚がつっぱる、痛がゆい、などです。これらについて症状と治療のメリット、デメリットをお話し、飲み薬、貼り薬や注射、手術などの選択肢を提案しています。
  • 皮膚のできもの
    皮膚腫瘍の中で多いものはホクロや粉瘤、いぼ、脂肪腫などです。ホクロやイボは大きさや場所によってはレーザー治療も適応になります。粉瘤や脂肪腫は基本的に手術を提案しています。
    皮膚のできものの中には、皮膚癌が疑われる場合もあります。皮膚科と協力して治療にあたります。
  • 乳房再建
    乳癌術後の乳房再建を乳腺外科と協力して行っています。当院ではシリコンインプラントによる再建の比率が高くなっています。
  • 眼瞼下垂(まぶたのたるみなど)
  • 美容外科(しみ、しわ、たるみなど)
  • その他(眼瞼けいれん、顔面けいれん、多汗症、陥入爪など)
    眼瞼けいれん顔面けいれんは、本人の意志と関係なくまぶたや顔の筋肉が動いてしまう状態です。当院では承認されたボツリヌス菌毒素による治療を行っています。
    腋窩多汗症では、重症なものでは保険診療で塗り薬やボツリヌス菌毒素による治療を行っています。
    陥入爪は足の親指に多く、爪が肉に食い込んで炎症を起こしてしまいます。重症の場合は手術を行いますが、ワイヤーによる治療も行っています。

医師紹介

氏名 役職・専門・出身 資格等
石川 心介(いしかわ しんすけ)
<役職>
部長

<専門>
形成外科一般・美容外科一般
<出身>
北里大学医学部(2002年3月)
日本形成外科学会専門医
日本創傷外科学会専門医
日本形成外科学会小児形成分野 指導医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
森山 和の(もりやま かずの)
<役職>
医員

<専門>
形成外科一般
<出身>
私立岩手医科大学医学部(2007年卒業)
日本形成外科学会 専門医
日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医
日本創傷外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
細井 瑞希(ほそい みずき)
<役職>
医員

<専門>
形成外科一般
<出身>
大分大学医学部(2017年卒業)
日本形成外科学会 専門医
氷見 和巳(ひみ かずみ)
<役職>
非常勤
池本 繁弘(いけもと しげひろ)
<役職>
非常勤

形成外科専門医(日本専門医機構)
日本形成外科学会領域指導医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
日本創傷外科学会専門医