病院食での食事は、治療の一環であることを踏まえて、安全で美味しい治療効果のある食事提供を目指すとともに、人間栄養学に基づいた栄養管理を実践します。
患者さまの病態に合わせたお食事をご用意しております。また美味しく、安心して召し上がっていただくために様々な取り組みを行っています。
各食種栄養基準を取り決めた院内約束食事箋のもと医師からの指示でお食事を提供しています。
一般食 | 治療食 |
---|---|
|
※表内青字をクリックいただくと月間予定献立がご覧いただけます。
温かいお食事は温かく、冷たいお食事は冷たく召し上がっていただけるように適温給食を実施しています。
お食事提供時間は、朝食8:00、昼食12:00、夕食18:00となっております。
朝食は洋食と和食の2種類、昼食は主菜を2種類ご用意していますので、患者さまの希望により選択できます。
洋食 | 和食 |
---|---|
肉料理 | 魚料理 |
---|---|
節分、雛祭り、七夕、ハロウィン、クリスマスなどの季節行事に合わせ、旬の食材を使ったメニューをご用意しております。
朝食と夕食に、患者さまのご希望により通常メニューに替えて、特選メニュー(有料)をご用意しております。
※治療上ご提供できない場合もございます。ご了承ください。
入院中における患者さまの喫食状況・栄養状態の把握、病院食の理解と栄養知識の啓蒙のため患者さまの元へおうかがいしております。またチーム医療として、多職種と連携して患者さまをサポートします。
がん治療などにともなう症状(食欲低下、味覚障害など)でお食事が召し上がれない患者さまには、嗜好などをお聞きして個別で対応しております。また栄養強化のため栄養補助食品の利用もしています。
そのほかにも食べやすいアイスやゼリー、果物などを付加することもあります。
糖尿病の食事療法は一般的にエネルギー制限食が有効といわれています。しかし、続けることが困難な場合も少なくありません。そこで、糖尿病センターの方針に基づき、もうひとつの方法として「糖質制限食」をご提案しています。当院の糖質制限食はエビデンスに基づいており、1食あたりの糖質量20~40gと間食の糖質10gで、1日の糖質量が70~130gと緩やかなため、誰もが楽しく続けられる食事療法です。
主食であるご飯やパンを糖質量の許容範囲内で取り入れ、おかずたっぷりの満足感ある献立となっております。
糖尿病だけでなく、脂質異常症や肥満の方にも有効です。特選メニューの1つに、ご入院中のお食事を糖質制限食に変更する「ロカボ食」(1日650円)をご用意しております。ご希望の方はお申し出ください。
医師の指示のもと、管理栄養士が個別で指導を行っております。ご希望の方は主治医へご相談ください。外来で食事記録表を受け取り、指導当日にお持ちください。
外来受診時に担当医にご依頼いただき、予約をお取りください。管理栄養士が30分間、療養に必要な食事についての指導を行います。
日時 | 月・水・金 終日 火・木 午前 |
---|---|
場所 | 2階 栄養食事指導室 |
※その他診察日に合わせて対応可能(ご希望に沿えない場合もございます。ご了承ください。)
食事療法(医師の指示に基づくもの)についてのご相談をお受けしています。担当医もしくは病棟看護師にお知らせください。病室へ管理栄養士が訪問いたします。
日時 | 火・木 |
---|---|
場所 | 各病棟 |
※その他日時も対応可能
糖尿病の理解を深めるため、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・健康運動指導士がそれぞれ講義を行っております。ご希望の方は主治医へご相談ください。